ストレートアイロン初心者が、ミディアムの長さやショートボブヘアの髪型で内巻きするときには火傷に気をつけよう。
また、初心者の場合は、ストレートアイロンのスイッチ入れずにスイッチオフのまま、熱が無い状態で練習することをおすすめする。
まずはストレートアイロンの操作に慣れることを前提に、反復していこう。
以下では、初心者を対象にストレートアイロンで内巻きするやり方をお教えしているが、気をつけていただきたいことは以下3点。
- 内巻きしたい髪をストレートアイロンで挟む
- ストレートアイロンを平行に保ちながら熱をあてる
- 毛先に達したらストレートアイロンの角度を内側に傾かせる
以上のポイントを意識しながら経験値を増すことで、キレイな内巻きをつくることができる。
以下で詳しく解説していこう。
1. 【動画】ストレートアイロンで内巻きする巻き方
以下の動画では外ハネと同様、ミディアム〜ショートボブの髪型を対象にストレートアイロンの使い方をレクチャーしている。
毛先を上手に内巻きする際のコツは、「ストレートアイロンを持つ手」だけではなく「反対の手で毛先を支えながら巻く」ことにある。
動画でもこのようなポイントを意識して巻いているので、意識しながら視聴しよう。
2. ストレートアイロンで後ろ髪の襟足を内巻きする方法

画像 ①)襟足以外の髪をゴムで結び、クリップで仮止めしておいてからストレートアイロンを根本から入れる。
画像 ②)根本から中間までの髪をストレートアイロンで何回か通し、くせ毛を伸ばしたあとはストレートアイロンの角度を内側に入れながら熱をあてる。
画像 ③)そのまま下へスライドさせてからストレートアイロンを抜くと内巻きに仕上がる。
3. ストレートアイロンでサイドの髪を内巻きする巻き方

画像 ④)適量の毛量をストレートアイロンで挟み、根本から中間までのくせを伸ばす。
画像 ⑤)中間から毛先にかけては、少しずつストレートアイロンの角度を内側に傾かせながら熱をあてる。
画像 ⑥)毛先に達したら、ストレートアイロンの角度をさらに内側に傾かせて熱をあてる。
3-1. ストレートアイロンで巻く際の注意点
内側からキレイなストレートヘアをつくりたい際は、一度にストレートアイロンに挟む毛量を少量にすると根本から毛先までをしっかり伸ばせる。
反対に、一度に多くの毛量をストレートアイロンに挟んでしまうと、髪が折れてしまったり、熱が均等にあたらなかったりでキレイに伸びないことがあるので気をつけよう。
4. ストレートアイロンで根本の髪をふんわり立ち上げるやり方

画像 ⑦)トップの髪を上に引き出してからストレートアイロンを根本に近い位置で挟む。
画像 ⑧)ストレートアイロンで根本の髪を挟んだまま上に引き上げるようにして熱を当てる。ストレートアイロンを離したあとに少し熱を冷ます時間を取ると形がつきやすい。
5. ストレートアイロンで前髪なしの髪を流すやり方

画像 ⑨)前髪を一部取り分け、頭皮に対して垂直に引き出したあとストレートアイロンを挟む。
画像 ⑩)ストレートアイロンの角度を内側に傾かせて熱をあてる。
画像 ⑪)ストレートアイロンを抜き、根本の立ち上がりを保ったまま熱を冷ます。
画像 ⑫)手ぐしで整えれば流し前髪の完成。
6. ストレートアイロンで毛先がまとまらない原因

ストレートアイロンでキレイなストレートヘアを作りたいのに髪がまとまらない際は、一度「ブラシ」や「櫛」で髪を梳かしてからストレートアイロンを入れよう。
このような手順を踏んで内巻きすればキレイな仕上がりになるはずだ。
もし、それでも髪がゴワゴワしてしまったり、パサついてしまう際は、「使用しているストレートアイロン」や「髪の状態」に問題がある可能性が高い。
髪の毛に対して良くないモノを使っていると逆効果に働く可能性も高いので、使用しているモノを一度見直してみよう。
髪をバッサリ切ったら毛先が外にハネるという人は・・・
ロングヘアから肩につく長さくらいにまでバッサリ髪を切ったが、どういうわけか毛先が外にハネる。
このように「髪を切った翌日」や「髪を切ってから1週間くらい」で髪のおさまりが悪いと感じるなら、ヘアカットに問題があるといえる。
だからといって切り直しをしてもらうのは気が引けるし、申し出にくいという人も少なくはないはずだ。
いずれにしても、この状態になってしまったら髪を伸ばしてから再調整することを勧める。
なぜなら、毛先が外にハネる多くの原因は「毛質」以外に「毛量」「髪の長さ」「段の入れ方」が関係しているからだ。
したがって、「髪を梳きすぎている」もしくは「段の入れ方が髪質やレングスに対して合っていない」のどちらかである可能性が高い。
このように髪を切り直すことが難しいときでもストレートアイロンがあれば髪が伸びるまでの間、くせを気にすることなく過ごすことができる。