「後ろの髪がコテで上手に巻けない・・・」
「だから、不器用な私でもある程度上手にできる巻き髪のやり方を教えてほしい」という依頼があった。
そこで僕は、どんな巻き方なら不器用な人でも仕上がりに満足してくれる巻き髪ができるだろう?と考えた。
その結果の1つが、「ポニーテール」や「ツインテール」に結んでから「コテ」や「ストレートアイロン」で巻き髪をつくるやり方だった。
このような背景からコテで巻き髪をつくるのが苦手な人には、「ポニーテール」や「ツインテール」をしてからコテで巻くやり方をオススメしている。
その理由は、1つ1つの作業を鏡を見ながら確認してコテを操作できるからだ。
したがって、コテで巻く難易度を下げることができる。
そこで以下では、「ポニーテールに結んでからコテで巻き髪するやり方」に加え、「ツインテールに結んでからコテで巻き髪するやり方」の2パターンを紹介している。
ポニーテールから簡単に巻き髪をつくる巻き方
はじめに高めの位置でポニーテールをつくり、土台を作り終えてからコテで「内巻き」「外巻き」を交互に巻ていこう。
すると、ゴムを外したあとに軽くブラッシングをするだけで巻き髪がつくれる。
ポニーテール コテの巻き方
画像 ①②)高めの位置でポニーテールをつくり、毛束の一部を取り分けてからクリップで仮止めする。
画像 ③④)根本の髪から順に毛先にかけてコテで巻いていく。
ポニーテールをストレートアイロンで巻くやり方
画像 ①)ストレートアイロンで巻く際も根本から順に巻き込み、毛先方向にスライドさせるようにして熱を当てる。
画像 ②)ストレートアイロンを離したあと冷める前に、ウェーブの形を整えあげるのがポイント。
ポニーテールのゴムを外したら巻き髪の完成
画像 ③)全体をコテで「内巻き」「外巻き」に巻いた状態。巻いたあとに10分ほど時間を置くと巻き髪の持続性も高くなる。
このままポニーテールの状態で仕上げる際は、ハードスプレーをかけると崩れにくい状態をキープできる。
画像 ④)ポニーテールのゴムを外し、全体をかるくブラッシングしてから手で整えたら完成。
ツインテールの巻き方|ミックス巻き・波ウェーブ巻き
ポニーテールよりツインテールからコテで巻いた方が、巻き髪は簡単にできる。
ポニーテールでは後ろの髪を巻く際に体勢が窮屈になりがちだが、ツインテールでは、ほぼ正面を向きながら鏡を見て巻くことができるので初心者にもおすすめの方法になる。
ツインテールにした毛束をコテで内巻き・外巻きする
画像 ①)ツインテールした毛束から少量の髪を取り分け、クリップで仮止めしておく。
画像 ②③)根本から順に毛先にかけてコテで巻いていく。
画像 ④)「内巻き」「外巻き」を繰り返し、全体を巻く。
ツインテールから波ウェーブ巻きするコテの巻き方
画像 ⑤)毛先の髪をコテで「外巻き」する。回転数は、1回転半くらいが目安。
画像 ⑥)中間部分を「内巻き」する。
画像 ⑦)最後に、根本に近い位置を「外巻き」しよう。コテを抜いたあとに、下から上に持ち上げるようにして支えながら熱を冷ますと形がつきやすい。
画像 ⑧)上から「外 → 内 → 外」になるよう巻く。その他には「内 → 外 → 内」の順で巻く方法もある。
巻く順番は、上からでも下からでも構わないので、自分でやりやすい方を選ぼう。
ツインテールにしたゴムを外したら巻き髪の完成
画像 ①)左が「ミックス巻き」右が「波巻き」に巻いた状態。10分ほど置くと持続性が増す。
画像 ②③④)左右ともに、ゴムを外してから手でほぐしたり、ブラッシングをして全体を馴染ませるとナチュラルな仕上がりになる。
以上で完成。
巻き髪がとれやすい人におすすめのヘアアイロン
コテやストレートアイロンで髪を巻いたあとスグにとれてしまう、崩れてしまう、という人には「ヘアビューロン」をおすすめしている。
「ヘアビューロン3D Plus」「レプロナイザー 3D Plus」ともに、自分の髪で8ヶ月間使用してきたことから自信を持ってお勧めできる美容器具の1つだ。
髪が痛まないのは勿論、ストレートアイロンでストレートヘアに仕上げた際も、巻き髪に仕上げた際も、どちらにしても持続性が非常に優れている。
どれくらい優れているのかというと、従来のヘアアイロンで巻き髪をすると、大体2〜3時間もすれば中間あたりからダレてきて「巻き髪が崩れてきた」という印象になるが、それが無い。
また、艶もかなり出るので、女性には強くお勧めできる。