「感動を与える職業に就きたい。」
美容師を志したのは、高校へ進学した年の秋だった。
高校卒業後、見習いとして自由が丘の美容室へ入社。美容師免許 取得のため働きながら美容専門学校 通信科へ通い始める。
一年後、目黒の美容室へ入社。入社後の3ヶ月間は定休日を除く全ての期間、1日も欠かさず上司に怒鳴られる日々が続く。
そんな姿を毎日見ていたアシスタントの先輩方々には「DAisuke は、きっと辞める」「首にされる」そう思われていたことを後に知る。
当時はとんでもなく使いものにならないアシスタントだった。
それでも職場へ「行きたくない」と思ったことは沢山あったが、「辞めたい」と思ったことは一度もなかった。
入社3ヶ月後、やってはいけないことが100リストあったとしたら全てにチェックを入れ、逆満点を取ったと開き直ってからは絶望的な状況から意識が前向きに傾き、前向きな意識が結果に結び付きはじめたことでスタッフの信頼を少しずつ回復していく。
決して器用ではないが観察力と分析力が長けている為、日々努力を重ねていった結果、国家試験前にサロンの技術試験を全てクリアすることに成功。
しかし、国家試験の技術試験は楽々クリアできたが筆記試験を侮っていた為、一発で取得ならず。
半年後の再試験で無事に美容師免許取得後、22歳でスタイリストデビューを果たす。
担当した著名人のヘアセットをキッカケに苦手意識があったヘアアレンジの魅力に気付き、得意分野に変えていく。
その後はフリーランスとして活動するが、29歳を機に美容師を辞めることを決意。
その後、グラフィックデザインを独学で3ヶ月間学び、1ヶ月間スクールで学んだ後すぐにフリーランスとして活動開始。
Fotolia 主催、世界を舞台にしたコンテストでは最終選考へ通過するも受賞には至らず。
事業をするうえでクライアントには商業デザインを必要とされることが多いが、フォトコラージュを使ったアート作品を得意としていた。
美容師以外には、IT、グラフィック、アートディレクション、ウェブマーケティング、コンサルティング、等の活動をしてきた。
肩書を並べれば聞こえはいいが、全力で取り組んではいたものの、どれも結局は中途半端に終っていたように今では感じる。
一旦、美容師としての活動から離れてはいたものの、あるご縁をキッカケに現在では一人のお客様だけを対象に美容師活動を継続している。
YouTube をはじめるキッカケ
YouTube に初めて動画をアップしたのは2010年9月。
キッカケは、「来店されたお客様が自宅でも再現性の高いスタイリングができるように動画で解説できる会員サイトを作ろう」と考えたことだった。
美容師からすればお客様がお店を出てから再来店するまでのフォローはできない。
だから、 ” iPhone やスマートフォンで好きな時にスタイリング動画が視聴できるように” と考え動画を作成することになる。
公開した動画の再生回数が予想を上回り、世界中で視聴されていることを知り、もっと多くの人々の価値になるかもしれないと感じたことが継続するキッカケになった。
「 YouTube Space Tokyo 主催 / Beauty Labo Event / 2013.12」
現在は「髪からはじまる感動体験をあなたの目の前に」をコンセプトに、コンテンツ配信を軸に活動している。