ミディアムボブスタイルの定番とも言える、ストレートアイロンを使ったワンカールの内巻きアレンジ。
少しレトロな印象のヘアアレンジにしたい際は、ほんの少しアイロンの角度を変えてみよう。
すると、強めの内巻きができる。
強めの内巻きをすることで、ボブラインを綺麗にみせることができるほか、衣装によってはレトロ風にみせることができる。
また、ストレートアイロンで強めの内巻きをすることで、まとめ髪をする際に、まとめやすかったり、毛先の処理を簡単に済ませることもできる。
1. サイドの髪をストレートアイロンで内巻きする
設定温度について
ヘアアイロンの動画を公開すると、「設定温度は何度ですか?」という質問が多く集まる。
この動画では180度に設定しているが、使用するヘアアイロンや髪質、作りたいアレンジなどによって温度設定も異なる。
したがって、温度設定は個々の目的によって変わることから自分でいろいろ試して決めていくのがベストだと思う。
ストレートアイロンで巻く前にブロッキングをして巻きやすい状態をつくっておこう。
ストレートアイロンを通す際のポイントは、中間から毛先にかけて徐々にストレートアイロンを内側へ回転させていくと、グルっと巻き上がる。
ストレートアイロンを使い慣れている方なら、いつもの角度よりもう少し内側へググッと入れながら通してみよう。
1-1. 2つに分けてからもう一度内巻きする
ストレートアイロンに挟む毛量にもよるが、横幅が広いとストレートアイロンで挟んだ際の「髪を挟むチカラ加減」と「髪の毛にあたる熱」が均等ではない場合が多いので、再度小分けにして内巻きしていくと綺麗に仕上がる。
画像 右)がストレートアイロンで内巻きしたことでレングスが変わった様子。
2. 表面の髪をストレートアイロンで内巻きする
内側の髪を巻き終えたら表面の髪も同じようにストレートアイロンで内巻きしていく。
最初に巻き上げた内側の髪に被せるような感覚で巻き収めると綺麗にまとまる。
3. 根本に癖がある場合は伸ばしてから内巻きする
癖毛の場合は、根本の癖をある程度伸ばしてから内巻きの作業へ入る。
襟足部分のように短い髪であれば然程気にならないかもしれない。
しかし、髪が長くなればなるほど毛先だけ形付けても根本の方向性によって綺麗にまとまらないままの状態になってしまうので気をつけよう。
4. 襟足は最後に2段分まとめて巻く
画像 左)襟足一番下の髪を巻いたら上の段も同じようにストレートアイロンで内巻きする。
画像 右)上の段を巻き終えたら上下を一緒にしてストレートアイロンで再度内巻きする。
そうすることによって、カール感が増しレングスもキュッと縮んでくれるのでサイドのラインとバランスが整う。
襟足部分が完成したら、上半分も同じようにして巻く。
5. 後ろを半分にしてストレートアイロンで内巻きする
後ろを一通り巻き終えたら、後ろ半分をさらに縦2つに分ける。
分けた髪全体をストレートアイロンでもう一度内巻きして、サイドとのバランスを整える。
この時に、ストレートアイロンを内側へ数回転させておくとカール感が増し、まとまりが出る。
6. 櫛・ブラシで毛並みを整えて完成
全体をストレートアイロンで内巻きして仕上げたら、櫛やブラシを通す。
毛並みを整え、バランスを整えたら完成。
動画:ボブアレンジ|ストレートアイロン内巻きの巻き方
DAisuke から一言
ストレートアイロンの角度を少し傾けながら内巻きする方法が一般的な例だが、アイロンを通す角度を変えるだけで髪の形は大きく変化する。
カールアイロンの場合は、コテの縦横幅がある為、髪の毛を挟みにくかったり、アイロンそのものが熱くなってしまっている為、火傷を恐れ、思うように操作できない人もいる。
しかし、ストレートアイロンの場合はカールアイロンと違い、基本的には熱を持つ部分は鉄板のみになるので、髪を挟んでいる部分以外は熱さを気にする必要が然程ない。
また、髪を挟んでいる際の手の動きがカールアイロンに比べ操作しやすいので、操作の自由度も高く感る。
意外な使い方が評判を呼んでいるストレートアイロンは、ストレートはもちろん、カールアレンジにも使い勝手の良いヘアアレンジグッズの1つになっている。
動画の中で使用している サロニア ストレートアイロン
DAisukeが動画の中で使用しているストレートアイロンは「サロニア」。
安価な割に使い勝手は良い。(現在は、ヘアビューロンを使用)
Amazonのレビューでは、賛否両論の意見が飛び交っているが、僕は使用している時期に問題を感じたところは1つもない。
ただ、アイロンをプレスする際の噛み合わせがもう少し安定していると安心して使えるかなという惜しいところはあった。
個人で使う分には問題ないが、コードがもう少し長いとありがたい。
ヘアアレンジにおいてはそこまで使用感を気にする必要はないが、癖毛を伸ばすとなると目的が変わるので「合う」「合わない」が出てくると思う。
縮毛矯正をしているとストレートアイロンの板の形や熱具合などで髪の伸び具合が変わるので向かないが、ヘアアレンジの幅を広げる為であれば一度使ってみて損はない。
僕も数万円〜数千円のストレートアイロンを使い比べてきたが、5〜9千円くらいの中途半端な値段のモノを買うならサロニアをオススメする。
参考までに。