塩素が残留したシャワー水は髪の毛のダメージ、薄毛、肌荒れに発展する可能性も

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水道水に含まれる「残留塩素」は、「髪の毛のダメージ」「薄毛」「肌荒れ」のほか、「ヘアロス」にも影響している可能性がある。

飲用する水道水を浄水したり、ウォーターサーバーが一般化された今を考えれば、塩素が人体に悪影響を及ぼしていることは多くの人が知っているだろう。

では、入浴時に使用する水道水はというと・・・意外と気にしていない人が多いのかもしれない。

少なくとも私は、自宅の水道水を試験するまで塩素のことなど気にしていなかった。

「お風呂を湯張りする水道水」「髪の毛や身体を洗うシャワー水」に、どれくらい塩素が残留しているのか。

興味が湧いた理由は「手荒れ」だった。

完治したと思っていた手荒れ(汗疱)が昨年から再発するようになり、冬時期は治っていたものの、春夏シーズンになると昨年より症状が悪化。

そもそも汗疱は、高温多湿の季節的な影響を受けやすいが、そうであれば「症状が出なかった期間」と「今」にどんな違いがあるのだろう?

このような疑問から調べた結果、水道水に含まれる「残留塩素」に原因があるのでは?という推測に至った。

上記の推測に至った理由は、塩素以外に考えられる理由が見当たらなかったことのほか、昨年から「住む地域」「水道水に触れる頻度」が変わったこともある。

以上の理由から、自宅の水道水にどれくらい塩素が残留しているかを調べた結果、塩素は髪の毛や肌荒れにも影響をしているという確信に至った。

このような背景があり、本コンテンツをつくる決意をした。

もしあなたも同じように

  • 髪の毛のダメージ
  • 薄毛
  • 肌荒れ
  • ヘアロス

など、人体にこれまで経験したことのない違和感があれば塩素除去を検討してみよう。

塩素を除去することで以前のように回復できると断言はできないが、少なくとも予防はできる。

はじめに、毎日使用する水道水にどれくらいの塩素が残留しているか調べた結果から順にお伝えしていこう。

もくじ

塩素除去カートリッジをテストした結果

「15分間のシャワーや入浴は、水道水を1リットル飲んだ時と同じ塩素量を体内に吸収する。」と言われている。

私はこの事実を知ったとき、ゾッとした。

その理由は、以下の動画を視聴してみればわかるだろう。

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自宅の水道水の塩素残留を調べる

自宅の水道水の塩素残留を調べる

画像 ①)20秒ほど捨て水した水道水に、試薬を入れる。試薬が塩素に反応するとピンク色に変化する。

画像 ②③)試薬を入れたあと、徐々にピンク色に変わる。塩素が残留している証拠。

画像 ④)30秒ほど時間を置いてからプラスチックのスプーンでかき混ぜたあとの結果。

塩素の色見本と比べてみると・・・

自宅の水道水の塩素残留を調べる

説明書記載の色見本と比較すると、最低でも「1.0ppm」の反応があることがわかる。

※塩素反応は、地域や住居環境によって変化するので全てが DAisuke と同じ結果になるわけではない。

手から塩素を吸収する体験

手から塩素を吸収する体験

画像 ①②)次の実験では、水道水からどれくらい経皮吸収しているかを調べている。先と同じように水道水をコップに入れ、指を入れてから20秒ほどかき混ぜる。

画像 ③④)試薬を入れた結果、ピンク色に反応しなかった。

塩素は「髪の毛ダメージ」「頭皮」「薄毛」「肌荒れ」の原因に・・・

塩素 残留 シャワー水 髪の毛ダメージ 薄毛 肌荒れ 原因

この結果からわかることは、

  • シャワーを浴びているときに水道水の塩素が皮膚から体内に吸収されている
  • 一番目にお風呂に入る人は、シャワーだけでなく、お風呂に溜まった水道水からも塩素を吸収している

以上が考えられる。

ということは、「髪のダメージ」のほか、頭皮へのダメージから発展する「薄毛」や「顔を含む全身の肌荒れ」への影響なども考えられる。

浄水シャワーヘッド「C・R・I・S クリス」塩素除去カートリッジを付けた結果

塩素 残留 シャワー水 髪の毛ダメージ 薄毛 肌荒れ 原因

画像 ①)使用していたシャワーヘッドを外し、新たに購入した浄水シャワーヘッド「C・R・I・S クリス」に塩素除去カートリッジを付ける。

画像 ②)捨て水をしてから再度コップに水を溜める。

画像 ③)試薬を入れ、反応をみる。

画像 ④)反応の結果、「0.6ppm」くらいの反応があることがわかった。

DAisuke

塩素除去カートリッジを付けてもこれだけの塩素反応があるのかぁ・・・。結構残ってるんだなぁ。

別途購入した「塩素除去カスタムセット」が到着してから再度試薬で反応を測定してみよう。

「塩素除去カスタムセット」どれくらい違いがあるのか?

塩素 残留 シャワー水 髪の毛ダメージ 薄毛 肌荒れ 原因

画像 ①)「塩素除去カスタムセット」が届いたので早速実験。装着後、シャワー水をコップに汲む。

画像 ②③)試薬を入れた結果、ピンク色に反応しない様子。

画像 ④)しばらく放置した結果、ピンク色には反応しなかった。

この結果から、ほとんどの塩素を除去することに成功していることがわかる。

「塩素除去カスタムセット」使用後に感じたこと

あなたは、この結果を見てどのように感じただろうか。

この結果を見る限り私は、「不必要に塩素を吸収したくない」と強く思った。

なぜなら毎日シャワーを浴びる以外にも15分以上お風呂に浸かっていることから、不必要に塩素を体内に吸収してしまっていたことが明らかになったからだ。

では肝心の手荒れはというと、回復は感じている。しかし、冒頭でもお伝えしたように湿度や気候の変化によって症状にも変化が生じるため、塩素だけに特定することが難しい状態。

それを抜きにしても、手を含む肌全般に塩素除去の効果は明確にあらわれているので、次項の体験談を参考にしてみてほしい。

手荒れについては、別記事で紹介している。

https://kanpou.rippleartsalon.com/

「レプロナイザー」と「塩素除去カートリッジ」で髪のダメージは軽減できる

塩素除去カートリッジを入浴時のシャワー水に使用した結果と体験をもとに1つ仮設が閃いた。

“「レプロナイザー」と「塩素除去カートリッジ」があれば髪のダメージをかなり軽減できるのではないか” という考えだ。

塩素除去後、シャンプーをしてからトリートメントを「つける」「つけない」の両方を試した結果、トリートメント不使用でもドライヤーで乾かす際の感触に違いがあった。

どのような違いがあったかというと、いつもよりしっとり感が増し、髪がしなやかになっている感触。

レプロナイザーで乾かす際の仕上がりが申し分ないことに変わりないが、ドライヤーの熱を当てた直後の感触が以前に比べてしっとりしているのが手の感触から確かに伝わってきた。

このように乾かし始めの段階から違いがあったことには正直驚いた。

髪は、ブリーチにしたあとに色を一度入れている状態なので一般のカラーリングと比較するとダメージは大きい。

いつもなら「レプロナイザー」の技術で髪のケアをしているが、「塩素を除去するだけでこんなに髪の毛の具合が改善されるのか・・・」と感じるくらい状態は変わった。

この結果からわかることは、塩素が髪のダメージに影響を及ぼしていること。

どれだけ良いシャンプーやトリートメントを使用していたとしても塩素の影響によって、その効果を妨げている可能性が高いということだ。

したがって、内部補修トリートメントを使用しなくても「レプロナイザー」と「塩素除去カートリッジ」があれば髪のダメージは軽減できるという結論に至った。

また、これらの効果は毎日使用している「シャンプー」や「トリートメント」がどのような成分をもとに製造されているかによって変わる。

上手にマーケティングされた商品が良い製品だとは限らないので気をつけよう。

お風呂の塩素は、髪の毛のダメージのほか、肌荒れ・ニキビの原因にも

髪の毛のダメージとして影響を受けやすいのがシャワーヘッドから流れる水道水ということは、これまでの説明で理解できたと思う。

では、お風呂に湯張りした水からはどのような影響が考えられるだろうか。

DAisukeが最も改善したかった「手荒れ」のほか、「全身の肌荒れ」「ニキビ」などの原因になっていることも人によっては考えることができる。

つまり、入浴で一番風呂に入ることが多い人にとっては、シャワー水だけを浄水しても効果は限定的ということだ。

このような理由からも「カスタムセット」を使用することをおすすめする。

因みにDAisukeの経験では、塩素除去したシャワー水で身体を洗った後いつもより肌がキュッキュする感じがした。

毎月の費用が気になる人は、ビタミンC配合の浴槽用脱塩素剤も有りだが・・・

浄水に必要なアイテムを購入する費用の捻出が難しい人は、『毎月の収支管理』を見直すことが1つ。

その他には、「ビタミンC 配合の浴槽用脱塩素剤」も販売されているので検討してみるのも1つの選択肢だ。

しかし、「ビタミンC 配合の浴槽用脱塩素剤」の説明欄を読んでみると、「カスタムセット」ほど塩素を除去できるわけではないことがわかる。

つまり、先に紹介した「浄水シャワーヘッド C・R・I・S 塩素除去カートリッジ」と「塩素除去カスタムセット」を使用した場合と、ビタミンC では塩素除去効果に差があるということだ。

DAisuke は、「浄水シャワーヘッド C・R・I・S 塩素除去カートリッジ」と「塩素除去カスタムセット」を使用した水で湯張りしたあとに、「ビタミンC (L-アスコルビン酸)原末250g 食品添加物規格ビタミンC パウダー粉末」を 2g 入れて入浴している。 

浄水のほかにビタミンC 原末を使用する意図は、浄水効力が劣ってきた際のリスクヘッジを主な目的としている

浄水シャワーヘッド「C・R・I・S クリス」購入元リンクの紹介

今回紹介したアイテムはすべて「Amazon」から購入。

試薬は「塩素除去カートリッジ付属 シャワーヘッド」に3つ付属しているが、定期的に調べたい際は100回分を購入しておくとカートリッジの効果が切れそうなタイミングを正確に知ることができる。

90日間使用を継続して感じたこと

1ヶ月目

「シャワー」「湯張り」共にフル使用後、1ヶ月経過した際に塩素除去の効果を測定した結果、塩素除去の効果は無くなっていた。

2ヵ月目

「浄水シャワーヘッド C・R・I・S 塩素除去カートリッジ」と「塩素除去カスタムセット」の定期購入を開始。

2ヶ月目からシャワーのみに使用し、湯張りは「ビタミンC (L-アスコルビン酸)原末250g 食品添加物規格ビタミンC パウダー粉末」を 2g 入れて入浴。←これだけで湯張りした水の塩素除去はできる。

3週間使用後、試薬で残留塩素を測定した結果、薄めのピンク色に発色する。(1日300リットルも使っていない)

3ヶ月目

一日に使用する水量を大幅に削減した結果、1ヶ月間塩素除去することができた。

しかしながら公式販売ページでは、【カートリッジ交換の目安】1日1回バスタブに湯張り(約300リットル)で約1ヶ月 / 4人家族でおよそ約1ヶ月間と記載しているが、一人でこの結果なので当然同じ効果は測定できないだろう。

※商品画像は、Amazon で販売している情報をキャプチャしたもの。2018.12.13

継続的に使用する際は、必ず試用期間を区切って試薬等で測定することを勧める。

このように、湯張りに使用していなくても「浄水シャワーヘッド C・R・I・S 塩素除去カートリッジ」と「塩素除去カスタムセット」では塩素除去ができる期間は最長でも5週間程度であることがわかった。

結論

90日の期間を設けて検証した結果、今でも定期購入は継続している。

もし、完璧に、継続的に、使用量を気にせずに、塩素を除去したい際は、「セントラル浄水器」を使用したほうがコストパフォーマンスは高いかもしれない。

僕は現在引っ越しを控えているので、まだセントラル浄水器の契約には至っていないが、今後契約を検討している段階だ。

契約後、変化など感じたことがあれば追記していこうと思っている。

塩素除去そのものでは、塩素が身体にとって不要であることは間違いない。

肌や美容、健康を大事にしている人にとっては塩素除去は必須だろう。

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