ドライヤーを片手にブラシを持ちながらの作業は苦手。ヘアアイロンは火傷が恐いから使う気にならない。だからといって縮毛矯正は髪が傷むから嫌だ。
この他にも、年齢と共にヘアケアの重要性を感じていたり、くせ毛で猫っ毛、細くて軟らかい毛質であるため髪を乾かす際にストレスを感じている人も多いようだ。
この記事へ辿り着いたということは、あなたも同じような悩みを1つくらい抱えているのではないだろうか?
もし、同じ悩みを抱えているならおすすめしたいアイテムが1つある。
それが「パナソニック くるくるドライヤー ナノケア」だ。
本記事では、
- ショートヘア
- あごラインのボブヘア
- 胸あたりのロングヘア
を対象に、「使い方で変わる23のアレンジ」とともに「くるくるドライヤー ナノケアをおすすめする3つの理由」についてもお伝えしている。
これからお伝えする方法を実践すれば、「髪を乾かす際のストレス」「髪のダメージ予防」「火傷の恐れ」「技術的な問題」を未然に防いだり軽減することができるだけではなく、ドライヤーで髪を乾かすだけだったものが、髪を乾かしながらアレンジを楽しめるように変わっていく。
髪の状態や形が今以上に良くなれば、きっと一日を過ごす気分が良くなり、ライフスタイルの向上にも発展していくはずだ。
そのためにもまずは「使い方」だけではなく「知識」も最低限インプットしておく必要がある。
それでは説明していこう。
パナソニック くるくるドライヤー ナノケアをおすすめする3つの理由
「くるくるドライヤー ナノケア」をおすすめする理由には、「予防」「時間」「技術」の3つがある。
1. 予防)「くるくるドライヤー ナノケア」を使うことは、髪をサラサラにしたり、まとまりやすくするだけではなく、ダメージ予防や寝ぐせ防止としても効果がある。(ダメージを予防する意味であり、修復効果があるわけではない。)
2. 時間)それは翌朝の時短にも繋がるので身支度に使える時間に余裕が生まれ、髪型がキマれば一日を良い気分で過ごすことができる。したがって、ライフスタイルの向上にも繋がる。
3. 技術)ヘアアイロンの使用に抵抗がある人や、ヘアドライヤーとブラシを使い両手で作業することが苦手な人は、ワンセットになっているため使いやすい。その他には、アイロンを使用する際の火傷やダメージの蓄積を軽減することができる。
以上が「くるくるドライヤー ナノケア」をおすすめする主な理由だ。
「ヘアドライヤー」と「くるくるドライヤー」の違い
くるくるドライヤーの使い方を説明する前に、「ヘアドライヤー」と「くるくるドライヤー」の違いについてもお伝えしておこう。
ヘアドライヤー
ヘアドライヤーの主な「使用目的」と「機能」には、器具から「熱」と「風」を出して濡れている髪を乾かすことにある。
「ヘアドライヤー」は「くるくるドライヤー」とは違い、装着するブラシ(アタッチメント)が無い。
くるくるドライヤー
「ナノケア」を基準に説明すると、ドライヤーの先端に装着できるブラシ(アタッチメント)が5つある。
目的に合わせてブラシ(アタッチメント)を付け替えながら濡れている髪をある程度乾かしたあとに、ストレートに伸ばしたり、毛先を内巻きにアレンジできる。
髪を乾かしながらアレンジする点においては優れているが、濡れている状態から完全に髪を乾かすまでのプロセスを「くるくるドライヤー」全てで行うのには時間と手間が掛かってしまうという難点も考えられる。
少しでも早く濡れいている髪を乾かしたいのであれば、「ヘアドライヤー」である程度全体を乾かしてから「くるくるドライヤー」でアレンジする使い方をおすすめする。
「くるくるドライヤー」と「ヘアアイロン」どっちがいいの?
“髪を乾かす” とは別に “髪をアレンジする” という目的で「くるくるドライヤー」と「ヘアアイロン」のどちらを選べば良いのか?と迷う人もいるようだ。
その迷いの根底にあるのは「このアイテムを私は使いこなすことができるのか?」という不安であることが予想できる。そうであれば以下の特徴を参考にしてほしい。
くるくるドライヤー
くるくるドライヤーは「風で髪を乾かす機能」に加え、ドライヤーの先端にブラシを装備できるので、髪を乾かしながらブローできるのが最大の特徴になる。
つまり、両手で「ヘアドライヤー」と「ブラシ」を使いながらブローする作業を片手1本でできるということだ。
その他には、ヘアアイロンと比べると技術的な難易度が低いことが体験してみてわかった。したがって、あなたがヘアアイロンを使用する際に感じる不安要素が「火傷」「技術面」「ダメージ」であれば「くるくるドライヤー」のほうが向いているといえるだろう。
ヘアアイロン
ヘアアイロンは熱板を高温にしてから髪を挟み、圧をかけることで素早く髪の形状を変えることができる。
うねっているくせ毛をストレートアイロンで綺麗にストレートに伸ばすことができたり、直毛をゆるふわなカールアレンジにできるのにはこのような理由がある。
その反面、髪は高温に弱いので使用頻度によってはダメージに発展しやすい。(ヘアビューロンは除く)
またヘアアイロンに髪を乾かす機能は無く、髪を乾かしてから使用しなければならない。濡れている状態で使用してしまうと髪の内部で水蒸気爆発が起きてしまい、髪が切れたり溶けたりするので乾かしてから使用しよう。
その他にはヘアアイロンを開閉したり、髪を挟みながら位置を調整するようなテクニックも必要だ。
不器用な人でも実践を重ねればいずれはできるようになるが、すぐに諦めてしまったり飽きてしまう人には向かないだろう。
5つのアタッチメント(ブラシ)で出来ること

アタッチメント名 | 使用目的と機能性 |
ノズル | 根本から中間までの髪を乾かすときに向いている |
ワイドブローブラシ | 根本のボリュームアップ、中間から毛先をブローするときに向いている |
太ロールブラシ | 根本のボリュームアップ、カールアレンジに向いている |
ボリュームアップブラシ | 根本の髪を乾かしたり、根本の立ち上がりをつけるときに向いている |
サロンブローブラシ | くせを伸ばしてストレートにブローするとき、 毛先を内巻きにしたり外ハネにするときに向いている |
1. くるくるドライヤー ボブヘアを美しく魅せる7つの使い方
以下の動画では、パナソニック くるくるドライヤーを使い、ボブスタイルを美しく魅せる7つの手順について解説している。
- ブラシを使う前の乾かし方
- ブローする姿勢と内巻きのやり方
- 毛先がハネてしまう際の対処法
- 前髪の根本を立ち上げる方法
- 後ろの髪を内巻きする方法
- ボブを美しく魅せるスタイリングのポイント
- 崩れにくいスタイリング方法
以上7つのポイントを順番に解説しているので、好みの再生速度に合わせて視聴しよう。
1-1. ブラシを使う前の乾かし方

ボブヘアスタイルをくるくるドライヤーで乾かす際は、ノズルを使って全体の根本を中心に乾かしていこう。
ポイントは、表面だけではなく内側の根本にも風が行き渡るように乾かしていくことだ。ドライヤーを持つ反対の手で髪を持ち上げながら乾かそう。
ある程度髪が乾かいてきたら「ボリュームアップブラシ」のアタッチメントを付け直してブラッシングしながら乾かす。髪のくせをストレートに伸ばしながら乾かすことができるので時短したい際におすすめの手法だ。
その他にもトップや前髪の根本を立ち上げる使い方もできるので上手に使い分けよう。
1-2. ボブヘアをブローする姿勢と内巻きのやり方
ブローする姿勢
ブローする際は、首を曲げて重力で髪が垂れるように体勢を整えてから作業に移ろう。くせ毛の人はブラッシングしただけでは髪が伸び切らないのでクリップを使い2〜3段に分けてからブローすることを勧める。
くるくるドライヤーで内巻きするやり方

画像 ①②)ワイドブローブラシに付け替え、横の髪を上から下へ撫でるようにブラッシングする。
画像 ③)ある程度ブラッシングして乾かしたあとは、ブラシを内側から入れて毛先までブローしよう。
画像 ④)ブラシを入れたあとは反対の手を離さずに画像のように支えながらブローしていくのも大事なポイントだ。
手を添えることで風で髪を散らすことなくまとめながらブローできるほか、内巻きをつくる際にも効果的な働きをもたらしてくれる。
続いて上の段も同じ意識でブローしていこう。
1-3. 毛先がハネてしまう際の対処法

画像 ①)毛先の方向性が理想的ではなく、少し外側へハネている様子。
画像 ②)毛先の方向性を外側ではなく内側に整える際は、ドライヤーのスイッチを入れてブラシを後ろへ通しながら何度かブラッシングしよう。ポイントは、根本から毛先にかけてブラッシングすることだ。毛先だけではあまり効果は期待できないので気をつけよう。
画像 ③)①では表面の髪が直線だったが、③では曲線に変わった。毛先にも熱を加えてブローしているのでまとまり具合の違いがわかるはずだ。
1-4. 前髪の根本を立ち上げる方法

前髪なしのボブで根本の立ち上がりをつける際は、ブラシを下から上へ入れたあとに「SET」に切り替えて5〜10秒ほど熱を当ててから後ろ方向へブラシを抜く。
そうすることで熱を「当てた箇所」と「当てていない箇所」の境目を馴染ませながら根本の立ち上がりを付けられる。
1-5. 後ろの髪を内巻きにブローする方法

画像 ①)後ろの髪全体をブラッシングしながら乾かしていこう。
ブラッシングする際のポイントは、髪を乾かし過ぎないことだ。ドライヤーの温風を当て過ぎてしまうと髪の水分が少なくなり乾燥するためダメージに繋がる。それだけではなく、ブローしたときの形もつきにくくなるので気をつけよう。
その他には、ブラシを上から下に真っ直ぐ通してしまうと内側の髪が乾かないので、少し斜めにしてブラシを入れることもポイントの1つだ。
画像 ②)ブラッシングで後ろ全体の髪を少し湿っている程度まで乾かしたら、表面の髪を上から順にブローしよう。
画像 ③④)根本から中間までブローしてから毛先に達したらブラシの角度を内に入れて内巻きに形付ける。②③④の手順を続けて後ろ全体をブローしよう。すると自然な内巻きをつくることができるはずだ。
ボブのヘアスタイルは、線がボケてしまうと台無しのスタイルなので毛先のまとまり具合には気をつけよう。
1-6. ボブを美しく魅せるスタイリングのポイント
ワンレングスのボブスタイルをスタイリングする際は、シャープな印象を崩さないように気をつけよう。
「ライトハード系のWAX」や「ヘアバーム」を少量手に取り、手のひら全体に馴染ませてから「表面」と「内側」につける。サラッとしてしまうスタイリング剤ではまとまりにくいので、ホールド力が最低でも「5段階なら2」「10段階なら3」くらいあるタイプを使おう。
全体的にスタイリング剤を付けたあとは、ブラシでブラッシングして一本一本の毛に馴染ませるとまとまりのある仕上がりにできる。
1-7. 風の強い日でも崩れにくいボブヘアのスタイリング方法

ロングやセミロングであれば、ヘアゴムやヘアピンを使ってまとめ髪をつくることができるが、シャープな印象を保つボブスタイルではそれが難しい。
しかし、ハードスプレー1本あれば風の影響を受けても崩れにくいスタイリングはできるので以下を参考にしてみよう。
画像 ①)こめかみから上の髪を持ち上げてから内側へハードスプレーを付けよう。ハードスプレーは、油分が殆ど無いマットタイプを推薦している。
画像 ②)①に上の髪を被せてから表面にハードスプレーを根本から中間まで付ける。
画像 ③)ハードスプレーを付けら固まる前に上の髪を被せてからコームで軽く梳かして整える。
画像 ④)残っている髪にも先と同じ手順でハードスプレーを付けたらコームで髪を梳かして固まるのを待つ。
以上で完成だ。
ハードスプレーが固まったあとに首を振ったりして試してみるとわかるが、乱れても直しやすくなる。これで風の影響を完全に遮断できるわけではないが、多くの乱れをカバーすることは可能だ。
2. パナソニック くるくるドライヤーでボブを巻き髪風アレンジする3つの使い方
以下の動画では、パナソニック くるくるドライヤーを使い、ボブスタイルをエレガントに仕上げる3つの手順について解説している。
- ロールブラシを使い、巻き髪風にアレンジする方法
- 色気がグッと増す、分け目の立ち上げ方
- エレガントに仕上げるスタイリング術
以上3つのポイントを順番に解説しているので、好みの再生速度に合わせて視聴しよう。
2-1. ロールブラシで巻き髪風にアレンジする方法

画像 ①②)横の髪を手に取り、くるくるドライヤーのブラシに入れたあと、もう片方の手で毛先を支える。
画像 ③)下方向に引っ張りながらブラシを回転させて「DRY」の場合は5秒ほど、「SET」の場合は10秒ほど温風を当てる。熱を与えたあとはスイッチを切って熱を冷ますか、「COOL SHOT」で熱を冷ましてからブラシを抜く。
画像 ④)すると、まとまりのある内巻きカールをつくることができる。熱が伝わりにくい毛質であれば、もう少し温風を当てる時間を増やして調整してみよう。
2-1-1. ブラシを縦に入れて巻き髪風にアレンジするやり方

画像 ①〜④)全体の表面を太ロールブラシを使い縦に巻いてから熱を当てる。(https://youtu.be/D-ZtVzcJRSg?t=2m32s)
熱を当てたあとブラシの抜き方を雑にしてしまうと、せっかく付けた形が崩れてしまうので気をつけよう。その他には、ブラシを抜いたあとに手ぐしを入れずに5〜10分ほど放置しておくのも1つのポイントだ。
しっかり熱を冷ましたあとに手ぐしを入れてスタイリングに移ろう。
2-2. かき上げ前髪で色気を上げる、分け目の立ち上げ方

「エレガントな印象 = 上品な印象」に仕上げたい際は、ヘアスタイルのどこかに「角」や「直線」をつくると良い。
ここでは曲線が多い巻き髪風にアレンジしているため、ボリュームアップブラシを使いトップに「角」をつくるやり方を説明している。
画像 ①)分け目を自然にするため、少しオーバーラップさせてブラシを入れる。
画像 ②③)根本の立ち上がりをしっかり付けたい部分では、ボリュームアップブラシを入れたあとに反対の手で形をつけやすいように支えながら3〜5秒ほど熱を当てる。
画像 ④)熱を当て終えたら手ぐしで分け目を整えて完成。
2-3. エレガントに仕上げるスタイリング術

画像 ①)「ライトハード系のWAX」や「ヘアバーム」を少量手に取り、「手のひら」と「指の間」に伸ばす。
画像 ②)髪全体に馴染ませるように付けたあと、毛束感を出しておきたいので指先で整えながら立体感を出していく。
画像 ③)毛先の動きを強調したい際は、毛先を指先で持ちながら下から上にハードスプレーを少量ずつ付けていこう。一度にしっかり付けてしまうと失敗した際に微調整できなくなってしまうので “少量ずつ” がポイントだ。
3. カールドライヤー ショートヘア 使い方
以下の動画では、パナソニック くるくるドライヤーを使った4つのアレンジを紹介。
- 寝ぐせを5分で直すショートヘアアレンジ
- トップの髪や前髪を簡単に立ち上げる方法
- ロールブラシを使った前髪の流し方とボリュームの出し方
- ワイドブローブラシを使った外ハネの巻き方
4つの方法を各動画の中で紹介しているので参考にしてみてほしい。
3-1. ショートヘアの寝ぐせを5分で直す、くるくるドライヤー 使い方

はじめに、髪内部の水分バランスをリセットするために「霧吹き」や「シャワー」で寝ぐせ部分を濡らそう。
しっかり濡らしてしまうと乾かすのに時間が掛かってしまうのでは?と思うかもしれないが、実はしっかり濡らしてからブローした方が時短しやすい。
中途半端に髪を濡らしてしまうと、髪内部の水素結合を切ることができないままブローすることになるため、理想のかたちを付けにくい。つまり、ブローの効果が見込めないということだ。
1つ1つの作業をしっかり行う意識を持って取り組もう。
3-2. ボリュームを出したい部分からブローする

画像 ①②)髪を濡らしたあとは「DRY」でブラッシングしながら髪を乾かしていこう。ポイントは、ボリュームを出したい部分からブローしていくことだ。
画像 ③④)ある程度髪が乾いたら髪の内側からブラシを通して熱を当て、髪が熱くなってきたらブラシを回転させて片手で毛先を巻き込みながら熱を当てる。
ブラシの位置や角度が一定のまま熱を当ててしまうと凸凹してしまうので、何度かブラシを回転させながらブローするのがコツ。
3-3. ブラシの角度を調整しながらブローする

画像 ①)2段目では、最初にブローした1段目のときよりブラシを寝かせてブローするのがポイント。
全ての位置が同じボリューム感になってしまうと大きく膨らんでしまい、バランスが悪くなってしまうためブラシの角度を微調整しながらブローしていこう。熱を当てる時間を少し短くしておくのもポイントの1つだ。
画像 ②)3段目では、2段目にブローしたときよりブラシの角度を低くして熱を当てる時間を短くするのがポイント。えり足の髪はブラッシングをしながら乾かして形を整えよう。
画像 ③④)後ろの左右も同じポイントを意識しながらボリュームを出し過ぎない程度にブローする。頭のハチ周りでボリュームを出してしまうと四角いシルエットに仕上がってしまうので気をつけよう。
3-4. トップ・前髪・サイドをブローする際のポイント

画像 ①)「最初にブローした部分の髪」と「新たにブローする髪」を半分ずつオーバーラップさせて取り、髪をブラシに入れて後ろ方向へブローする。すると、後ろと前の境目を馴染ませながらボリュームを出せる。
画像 ②)前髪やボリュームを出したくない部分の髪は、根本が立ち上がらないようにブラシを入れてブローしよう。
画像 ③④)横の髪をブローする際も根本が立ち上がらない角度でブラシを入れてブローし、毛先が少し内側に入るようにしたい際はブラシの角度を内側に傾けると適度な丸みを付けることができる。
直線的なブローをしたい際はブラシの角度を真っ直ぐにし、少し丸みを付けたい際はブラシの角度を内側に入れてブローしよう。
3-5. 微調整して仕上げる

画像 ①)ボリュームを抑えながら横の髪を流したい際は、「SET」で根本を後ろ方向へかたち付けながらブローする。
画像 ②)前髪の根本に自然な立ち上がりを付けたい際は、ブラシを下から上に入れて少し時間を置いてからブラシを抜くと程よい立ち上がりに仕上がる。
画像 ③)前髪や横の髪を自然に下ろしたい際は、根本のボリュームが出ないように根本から少し離れた位置でブラシを入れてブローしよう。
画像 ④)横の髪を後ろに流しながらタイトに仕上げたい際は、前から後ろへ何回かブラッシングしたあとにドライヤーと反対の手で抑えながら熱を冷ますとタイトに仕上がる。
最後に髪が濡れていたり、湿っている部分がないかチェックし問題なければ完成だ。
3-6. ボリュームアップブラシで前髪の根本を立ち上げるやり方

画像 ①)ボリュームアップブラシのアタッチメントを付ける。
画像 ②)トップの根本を立ち上げる際は、毛流に対して反対側からブラシを入れる。分け目が右側であれば左側から、分け目が左側であれば右側からブラシを入れよう。
画像 ③④)前髪の根本を立ち上げる際は、ボリュームアップブラシを入れたあと温風を当てながら反対の手で髪が乱れないように支え5秒ほど熱を当てる。髪に熱を加えたあと冷風に切替えて熱を冷まそう。すると、根本に自然な立ち上がりがつくはずだ。
ボリュームアップブラシの使い方には、根本の立ち上がりを付ける以外に根本の髪や地肌を乾かす使用方法もある。
3-7. ショートヘア前髪の流し方、トップのボリュームを出すやり方

画像 ①)太ロールブラシは、ワイドブローブラシでは作れない毛流れや形をつくる際に適している。後ろへ流したい部分の髪を取り分けたあと、太ロールブラシで後ろ方向へブローする。
画像 ②)1〜2回ほどブローしたあとにブラシを離すと自然な毛流れをつくることができる。毛質や熱を当てる時間などによって形の付き具合が変わるので、実践を繰り返しながら自分好みの仕上がりにできるよう研究しよう。
画像 ③④)トップでも同じように髪を取り分けたあとに太ロールブラシでブローする。しっかりボリュームを出したい際は、温風で熱を当てたあとに冷風を当て、スイッチを切って自然放置してからブラシを抜くと、しっかりボリュームが出るはずだ。
もし、同じように作業しているのにボリュームが出ない際は、ブラシを入れる角度が後ろへ傾き過ぎているか、熱を当てる時間が短すぎるか、髪が完全に乾いていないか、のいずれかが考えられる。
3-8. ブローで横髪のボリュームを抑える方法

画像 ①②)横の髪を後ろへ流しながらボリュームを抑える際は、太ロールブラシを使い、根本を抑えるようにしてブローする。
画像 ③④)何度かブローしたあとにブラシを持つ反対の手で抑えながら熱を冷まそう。すると、横の髪を後ろへ流しながらボリュームを抑えることができる。
3-9. ショートヘアで外ハネ巻きをつくるやり方

画像 ①)ここではサロンブローブラシを使った外ハネ巻きについて解説している。外ハネ巻きをする際の「ドライヤーの持ち方」「ブラシの向き」は画像のようになる。
画像 ②)外ハネ巻きしたい髪を手に取り、サロンブローブラシに挟む。
画像 ③)髪を挟んだあとは少し内側へ回転させて温風を当てよう。(SET 弱風を使用)
画像 ④)このような手順で「手を動かす作業」と「髪に熱を当てる時間」のバランスを調整しながらブローしていくのがポイントだ。
横や後ろの作業は、他のブラシに比べると難易度が高くなるので、弱風で何度も実践を重ねていくことをおすすめする。
パナソニック くるくるドライヤー ナノケア
4. パナソニック くるくるドライヤー 使い方|ロングヘア
以下の動画では、「くるくるドライヤーの使い方。ロングヘアで実践する前に知っておきたい8つのこと」ついて解説している。
- 髪を乾かす前にタオルドライで気をつけておきたい2つのポイント
- ブローする前の髪の乾かし方
- 自然な分け目の作り方と根本がふっくらする乾かし方
- 左手は、そえるだけ。くるくるドライヤーだからできる!ストレートにブローする様々なコツ
- 憧れのストレートヘアを実現するマル秘アイテムの使い方
- マル秘アイテムで内巻きをつくる方法
- 前髪、顔周りの髪をストレートにブローする方法
- ロールブラシで巻き髪風アレンジをつくる2つの方法
以上8つのポイントを順番に解説している。
4-1. 髪を乾かす前にタオルドライで気をつけておきたい2つのポイント
タオルドライでは、「髪の水分を可能な限りタオルに移す」「髪をタオルで摩擦しない」の2点を意識しよう。
髪の水分を可能な限りタオルに移す
動画でも説明しているように、濡れきったタオルを再利用して髪の水分を吸収しようとしてもあまり効果は無い。なるべく水分を含んでいないタオルを使用して髪の水分を吸収しよう。
髪をタオルで摩擦しない
濡れている髪はダメージを受けやすくなっているため、タオルで擦るように水分を拭き取ってしまうと摩擦によってダメージに発展してしまう。その他にも濡れいている髪にタオルを被せてから握りしめるように強い圧をかけるのも止めよう。
お風呂上がりに頭皮の水分をタオルで吸収する際も指先で擦るのではなく、指先で軽く指圧するようなイメージで吸収してあげると摩擦を軽減することができる。
この方法はタオルドライの基本だが、知っている人は多くても出来ている人は意外にも少ない。
どれだけ高級なシャンプーやトリートメントを使用していたとしても、間違ったタオルドライをしていては台無しだ。意識して少しずつ改善していこう。
4-2. ブローする前の髪の乾かし方

タオルドライを終えたら根本を中心に全体を乾かそう。動画ではノズルをつけて乾かしているが、通常のドライヤーを使っても構わない。
ある程度髪が乾いてきたら、ボリュームアップブラシを装着して乾かすやり方もできる。ブラッシングしながら根本の髪を乾かし、くせを伸ばすこともできるので意外に使える。
4-3. 自然な分け目の作り方と根本がふっくらする乾かし方

ボリュームアップブラシのアタッチメントを付けることで、簡単に自然な分け目を作れたり根本のボリュームアップができる。
画像 ①)左寄りの分け目では右側からブラシを入れ、右寄りの分け目では左側からブラシを入れて根本の立ち上がりをつけるようにしてブローする。
画像 ②)分け目を馴染ませるためにボリュームを出したい反対の髪を少しオーバーラップさせてブローする。このときに反対側のボリュームが出過ぎないように気をつけよう。
画像 ③)ブローしたあとは、分け目の位置を整えておく。②で分け目の位置をオーバーラップしてブローすることで、髪1本1本に自然な立ち上がりがつくので、自由度の高い髪に仕上がる。
4-3-1. ボリュームを出したくない場合の乾かし方

くるくるドライヤーで根本のボリュームが出ないようにするには、分け目を決めたあとにブラシを上から下へスライドさせながら乾かしていくとボリュームを抑えられる。
この使い方をする際は、内側の髪が乾きにくいのでブロッキングしたり、片手で表面の髪を持ち上げながら内側を乾かすように工夫しよう。
4-4. 髪の毛がサラサラに。くるくるドライヤーでストレートにするコツ

画像 ①)うしろで半分にして左右ブローしやすい状態をつくる。
画像 ②)えり足の髪から順にブローしていくのだが、ブラシに髪を入れるだけではなく、片方の手で髪を支えながら毛先までブローしていくのがコツだ。片手で支えることで適度にテンションがかかり、くせ毛でもストレートヘアをつくりやすくなる。
画像 ③④)何度かブラシを通して髪を乾かしたあと、毛先までブローしたら完成。
4-4-1. くるくるドライヤーで長い髪を素早くブローして時短するコツ

画像 ①〜③)先ほどのブラシの持ち方とは反対にし、根本から毛先にかけてブラッシングでブローする。コツは、根本から中間までの髪を複数回に分けてブラッシングし、くせを伸ばしながらストレートにブローしていくことだ。
画像 ④)ある程度ストレートに整ってきたらブラシを反転させて毛先にかけてブローする。上段の髪(表面)も同じポイントを意識してブローしていこう。
4-4-2. 右側の髪をくるくるドライヤーでブローする際のコツ

画像 ①②)右側えり足の髪をブローする際は、ブラシを外側から入れてブローしよう。はじめから内側へ入れてもブローできるが、外側からブラシを入れた方が根本まわりの髪をブローしやすいため、このやり方を推薦している。
画像 ③④)外側から数回に分けてブラシを入れたあとは、内側からブラシを入れてストレートにブローしていこう。その他の作業は左側で解説したやり方と同じになる。
4-4-3. くるくるドライヤーで後ろの髪をブローする際のやり方

画像 ①②)くるくるドライヤーで後ろの髪をブローする際は、一旦分けていた後ろの髪をブラッシングしながら乾かす。分けたままブローしてしまうと分け目がクッキリついてしまうので、それを避けることが目的だ。ブラッシングする際は、反対側の髪にもブラシを入れよう。
画像 ③④)後ろの髪をブラッシングして馴染ませたあとは、再び後ろの髪を半分にする。次に、これまでと同じようにストレートにブローして仕上げよう。
4-5. 憧れのストレートヘアを実現するサロンブローブラシの使い方
両手での作業が苦手、ヘアアイロンは火傷が恐い、だからといって縮毛矯正は髪が傷むから嫌だ。このような悩みを抱える方は多いはずだ。だが諦めないで欲しい。
「くるくるドライヤー ナノケア EH-KN99」には、「サロンブローブラシ」というアタッチメントが付いている。このアタッチメントを使えば、くせ毛の度合いによって限度はあるものの簡単にストレートヘアをつくることができるはずだ。それでは使い方を説明しよう。

「サロンブローブラシ」を使ったほうが「ワイドブローブラシ」使ったときより、髪がまとまりスマートなストレートヘアに仕上げることができた。自然なストレートヘアよりもう1ランク上のストレートヘアを実現したい人におすすめのアイテムになる。
しかし使用してみた結果、全てが良かったかといえばそんなことはない。「サロンブローブラシ」でいうと、髪を挟んでから下方向へブローしていく際に少し手詰まりしてしまうことがあった。髪の毛が引っかかるということではなく、ブラシの構造によって作業が詰まるというイメージ。
ブラシを挟んでいるだけで適度なテンションが掛かるため致し方ないのかもしれないが、もう少しスムーズにブローできると利用者の使い心地も良くなるのではないかと感じた。
使い方の基本は「画像 ①〜④」の手順のように、ブラシに挟める範囲の髪を手に取り、挟んでから下へスライドさせる。くせが強い毛質であれば、ブラシに挟む毛量を減らしてブローしたほうが伸びやすいので自分で微調整してみよう。
4-6. ロングヘアをサロンブローブラシで内巻きするやり方

画像 ①②)先と同じように「サロンブローブラシ」のレバーを押してブラシを開き、髪に挟む。
画像 ③④)ブラシを髪に挟んだあと、内側に半回転させる。半回転の状態を保ちながら毛先に向かってブローする。
毛先を内巻きに仕上げたい際は、上から下までの髪全てではなく、内巻きのかたちを付けたい位置からブラシを入れてブローするだけで大丈夫だ。
4-7. 前髪、顔周りの髪、くせ毛をストレートにブローする方法

画像 ①)前髪など髪の長さが短く肌に触れやすい箇所では、サロンブローブラシの「SET(弱風)」に切り替えてブローするとやりやすい。もちろん「ワイドブローブラシ」でも前髪をブローすることはできるが、髪の長さによってはブラシの厚みでやりにくくなることが予想できる。
画像 ②③)顔周りのくせ毛をストレートに伸ばしたい際にもサロンブローブラシは適しているので、しっかりくせを伸ばしたい際は一度にブローする毛量を少なくしよう。
4-8. 太ロールブラシで巻き髪風アレンジをつくる2つの方法

画像 ①)太ロールブラシでブローする際は、取り分けた髪に対してブラシの角度を斜めにすることが大事だ。ブラシを真横にしてブローすることもできるが、縦に巻いた方が仕上がりもキレイになる。
画像 ②)ブラシを入れたあとは、下方向へスライドさせながらブラシを内側に回転させよう。
コツは、内側に回転させる際に片手で髪を支えながら巻き込んでいくことだ。ブラシだけを頼りにして手を離してしまうと上手く巻き込めないので気をつけよう。
画像 ③)中間の髪を内側に巻き込んだあとは、毛先にかけて徐々にテンションをかけながら(引っ張りながら)太ロールブラシに髪を巻き込んでいこう。毛先まで巻き込み熱を当てたあとは、冷風に切替えて熱を冷ます。
画像 ④)すると、このような仕上がりになる。
これ以上にしっかりした巻き髪をつくりたい際は、太ロールブラシに巻き込む髪の量を少なくしてブローすると、しっかりした巻き髪に仕上げることができる。
パナソニック くるくるドライヤー ナノケア
さいごに
このようにくるくるドライヤーの使い方といっても様々な使い方がある。
夜のお風呂上がりから就寝前に使用することもあれば、朝起きたあとのスタイリングに使用することもできるので一度使い方を覚えてしまえば重宝するアイテムの1つだ。
また文中や動画でもお伝えしたように、
- 両手での作業が苦手
- ヘアアイロンは火傷が恐い
- だからといって縮毛矯正は髪が傷むから嫌だ
このような悩みを抱える方にも、「パナソニック くるくるドライヤー ナノケア」はおすすめできる美容器具の1つといえるだろう。
この使い方があなたのライフスタイルを向上させる1つのキッカケになってもらえれば嬉しい。