ストレートアイロンという名の通り、くせ毛をまっすぐにする目的として使うのが一般的だが使い方はそれだけではない。
くせ毛をストレートヘアにする役割の他には、以下の3つがある。
- 内巻き(ワンカール)
- 外巻き
- 波ウェーブ巻き
基本的には、この3つの巻き方さえ知っておけばヘアアレンジに困ることはないだろう。
本記事では、ストレートアイロンを使い、綺麗な巻き髪がつくれるように、「ショートボブヘア」「ミディアムボブ・ロブ」「ロングヘア」のスタイルに分けて8の巻き方を解説している。
ストレートアイロンとコテ、どちらがおすすめ?
「ストレートアイロンとコテ(ヘアアイロン)、どちらがおすすめですか?」と訊かれることがあるが、自分の髪質を基準に決めることをおすすめしている。
なぜなら、くせ毛の人はストレートヘアを好み、直毛の人はカールヘアを好む傾向が強いからだ。したがって、この基準を前提にアイロン選びをすることをおすすめしている。
言い換えるなら、あなたがくせ毛でシャープな印象を好む傾向が強いようであれば、ストレートアイロンを使ったほうが自身の欲求を満たすことができるし、あなたが直毛でやわらかい印象を好む傾向が強いようであれば、コテ(ヘアアイロン)を使ったほうが自身の欲求を満たすことができるということだ。
とはいえ、くせ毛だからといって毎日ストレートヘアで過ごしたいかといえば、そうとは言い切れないだろう。その反対も然りだ。
つまり、「ここからここまではストレートにしたいけど、ここから先はカールを付けたい」という風に、全て同じ形状にするのではなく、部分的に巻き方を変えてアレンジを楽しみたい人が多いということだ。
このように多様的な巻き方をお求めの方には、ストレートアイロンをお勧めしている。
その他には、両手を使った作業が苦手、ヘアアイロンによる火傷が恐い、髪が傷むのが嫌であれば『くるくるドライヤー』もおすすめだ。
各レングスに合わせて使い方をレクチャーしているので参考にしてみてほしい。
1. ショートボブヘア|ストレートアイロンで内巻きする巻き方
以下の動画では、ショートボブヘアをドライヤーで乾かしたあと、ストレートアイロンを使って内巻きするやり方を紹介している。
強いくせ毛でなければ、ドライヤーで乾かしたあと毛先だけにカールをつけるだけでも印象がガラリと変わるので、一度試してみよう。
1-1 内巻きをキレイに仕上げるポイント

内巻きをキレイに仕上げるポイントは、「直線」と「曲線」を上手く使い分けることだ。
画像1)では、根本から中間にかけてストレートアイロンで直線的な形をつけているが、中間あたりから毛先にかけては曲線の形がつくようにストレートアイロンの角度を変えている。
また、ストレートアイロンの角度を変える際は、手首を軸にすると作業がしやすい。コテ(ヘアアイロン)の場合は、手を離しても常備されているレバーで髪を挟み、アイロン自体を回転できるが、ストレートアイロンの場合それができない。
したがって、ストレートアイロンで巻き髪をつくる際は、指先ではなく、手や手首、または肘関節を使うのがポイントになる。
1-2 襟足、うしろの髪を巻く際のポイント

ショートボブヘアの襟足の髪は短いがゆえに巻きにくい。そのため、あまり無理して巻こうとすると火傷するおそれがあるので、出来る範囲に留めよう。
つまり、短い部分は毛先が軽く内側へ入るように巻いておけば大丈夫ということだ。
その他には、ショートボブヘアの場合、グラデーションカットで後頭部に厚みを出す切り方をしていることが多い。
それゆえにカールを強くしてしまうと過度なボリュームが出てしまい、バランスが悪くなってしまうので気をつけよう。
2. ミディアムボブ・ロブ|ストレートアイロンで内巻きワンカール
次は、「ミディアムボブ」や「ロブ」の髪型を内巻きするやり方になる。
ショートボブヘアと比べると長さが加わる分、「ストレートに伸ばす部分」と「内巻きワンカールをつくる部分」の役割をしっかり分けて取り組んでいこう。
そうすることで、キレイな内巻きワンカールをつくることができる。
2-1 襟足の髪はゴムで留めてから内巻き(ワンカール)する

襟足の髪を巻く際は、クリップで仮止めしても構わないが、ゴムを留めた方が作業している最中に崩れてきてしまったときの手間を省くことができる。
ミディアムボブやロブの髪型で内巻きをつくる際は、根本から毛先手前までの髪をストレートアイロンで1,2回スルーさせてから内巻きの形をつけるとキレイな仕上がりになるはずだ。
※スルーとは、本格的な形をつける前に、アイロンで1,2回ほど髪を挟み、適度な形をつけることを指す。
2-2 中間から毛先にかけて徐々にストレートアイロンの角度を変える

襟足の髪を内巻きしたあとは、表面の髪まで巻いていこう。
根本から中間にかけては、何度かストレートアイロンをスルーさせ、中間から徐々にストレートアイロンの角度を内側に入れていくのがポイントだ。
画像2)①②③ のストレートアイロンの角度に注目していただくとわかるように、少しずつ手首の角度を変えながらカールの強弱に変化を加えている。
2-3 横の髪を内巻きする

後ろが完成したら横の髪も内巻きしていこう。
画像3)①②③ のステップで角度を少しずつ内側へ入れていき、毛先の位置に達したら更にストレートアイロンの角度を内側に入れることでしっかりした内巻きカールができあがる。
過度な内巻きに仕上げたくない際は、ストレートアイロンの角度を髪に対して水平にしていれば自然な曲線に仕上げることができる。
3. ロングヘア|ストレートアイロンで内巻きする巻き方
最後にロングヘアを紹介して内巻きの解説は完了だ。
仕上がりイメージによっては、以下で紹介する内巻きカールが好みではないかもしれない。
その際は、ストレートアイロンの角度を髪の毛の対して水平に保つよう意識していれば、サラサラのストレートヘアにすることができる。
3-1 毛先は最後にまとめて内巻きする

ロングヘアで内巻きをつくる際は、毛先を外しておき、最後に1つにまとめてから内巻きすると良い。
一回一回上から下までストレートアイロンを通しても良いのだが、ロングヘアの場合は髪の長さがある分、ダメージが蓄積しやすい。特に髪を伸ばしている最中であれば尚更だ。
極力、髪にムダなストレスを与えないようにしよう。
3-2 うしろ髪、襟足の巻き方

横の髪を巻いたあとは、襟足の髪も巻いていこう。
こちらも同様、根本から中間までを中心にストレートアイロンでくせを伸ばしてから1つにまとめて毛先を内巻きする。
反対も同じポイントを意識して完成させよう。
4. ストレートアイロン|ショートボブヘア外巻きの巻き方
ショートボブヘアの内巻きと外巻きの違いは、髪をはさむ際のストレートアイロンの角度にある。
そのため内巻きでは、ストレートアイロンを横にしてカールをつけているが、外巻きではストレートアイロンを縦にしてカールをつけていこう。
4-1 ストレートアイロンで外巻きする際のポイント

外巻きにしたい髪を手に取り、ストレートアイロンを縦にして髪を挟む。そのあと、ストレートアイロンを回転させ角度を変えてから、毛先までスライドして形をつける。
耳周りなどの短い髪を外巻きする際は、根本に近い位置でストレートアイロンの角度を変えると形がつきやすい。
4-2 根本にボリュームを出してバランスを整える

全体を巻いたあとは、トップの根本にボリュームを加えてバランスを整えよう。
根本にボリュームを加える際のポイントは、髪を引き出す際の角度を頭皮に対して垂直、もしくはやや前方に引き出すこと。それからストレートアイロンを根本から入れることだ。
熱を当てたあと、少し時間を置いて熱を冷ますと形をキープしやすい。根本にボリュームを加えたあとは、前髪や顔まわりの髪を巻いて仕上げよう。
最後に全体のバランスを整えたら完成だ。バランスの基準は、画像 ④ のようにひし形に合わせて整えるのがおすすめ。
5. ストレートアイロン|ミディアムボブ・ロブ 巻き髪のやり方
ミディアムボブやロブの髪型くらいの長さがあった方が、巻き髪はつくりやすい。
ストレートアイロンで巻き髪をつくろうとすると、毛先がストレート気味の仕上がりになってしまう。その場合は、先に中間部分に外巻きの下地をつくったあと、最後に毛先を内巻きにするとナチュラルな巻き髪をつくることができる。
5-1 中間は外巻き、毛先は内巻きにして巻き髪をつくる

横の髪を上下に分けたあと、下の髪から順に巻いていく。
巻き髪をつくる際は、中間を外巻きにして下地をつくったあと、毛先を内巻きするとナチュラルな巻き髪をつくることができる。下の段は、根本にボリュームを加えてしまうとバランスが悪くなってしまうので、中間から毛先にかけてカールがつくれていればOK。
上段を巻く際に、中間のカールが弱いと感じたら中間だけを巻き直して形をつけよう。
5-2 トップの髪にボリュームを出す

仕上げにトップの髪を小分けに取り、根本をストレートアイロンで巻いていこう。一度に多くの髪を巻くより、小分けにして巻いたほうが毛束感をつくりやすくなるため、スタイリングもしやすい。
最後にスタイリング剤を付けたら完成だ。
巻き髪だけではなく、『ミディアムボブヘアアレンジ』とミックスしてみるのも良いかもしれない。
6. ストレートアイロン|ロングヘア 巻き髪のやり方
この長さになるとカールアイロンで巻いたほうが巻き髪はつくりやすい気もするが、ストレートアイロンを使い慣れている人からすると、こちらの方がシックリくるのかもしれない。
7. ミディアムボブ・ロブ 波ウェーブの巻き方
最後に、ストレートアイロンを使った波ウェーブの巻き方について解説していこう。
これまでの巻き方を比べると、一番難易度の高い巻き方になる。だが、コツを掴んでしまえばカールをつけるより簡単といえば簡単な作業になるので、何度かチャレンジしてみることをおすすめする。
ウェーブ巻きというと、クッキリしたウェーブ巻きが一般的なように思う。
それも悪くはないのだが、ウェーブが強くなると同時に髪のツヤを失ってしまうので、今回は髪の毛のツヤを保つことを目的とした「ゆる波ウェーブ巻き」をつくっている。
7-1 中間は内巻き、毛先は外巻き

ゆるめの波ウェーブ巻きをする際は、中間を内巻きしたあと、毛先を外巻きにするだけで簡単に波ウェーブ巻きができる。
ポイントは、中間の髪に形を付けすぎないことだ。中間部分を強調してしまうと全体的に根本が膨らんでしまうので、中間と毛先にメリハリをつけよう。
引き続き、うしろの髪全体を波ウェーブ状に巻いていこう。
7-2 横の髪、顔まわりの髪を波ウェーブ状に巻く

横の髪も、うしろと同じポイントを意識して巻いていこう。
仕上げに、顔まわりの髪を小分けにして巻き直したあと、スタイリングをして完成させる。
8. ストレートアイロン|ロングヘア 波ウェーブ巻き方
最後は、ロングヘアをストレートアイロンで波ウェーブ巻きに仕上げるやり方になる。
8-1 内巻きと外巻きを毛先まで繰り返す

画像のように、①内巻き ②外巻き ③内巻き ④外巻き、と交互に毛先まで繰り返していくと波ウェーブ状の巻き髪ができる。
内巻きから外巻きに切り替える前に、1秒ほど時間を置いてくような感じで進めていくとクッキリしたウェーブ巻きをつくることができるはずだ。
8-2 後ろの髪を波ウェーブ巻きする

左右の髪を巻き終えたら、後ろの髪も巻いていこう。
後ろの髪、特に襟足は、胸の方に髪を移動させてから巻いたほうがやりやすい。襟足の髪を根本からクッキリ波ウェーブ巻きにするのは難しいと思うので、中間から毛先にかけて巻く程度にしておこう。
最終的には上の髪で隠れてしまうので、根本の部分は目立たないはずだ。
表面の髪を巻く際は、高い位置に引き出してから下方向に巻くのではなく、上方向に巻いていく。中間に達したら髪を持ち替え、頭の上で作業していくと毛先まで巻くことができる。
8-3 前髪と顔まわりの髪を巻く

前髪と顔まわりの髪を巻く際は、全体のバランスを考えてアレンジしていこう。
前髪は、通常の内巻きより少しカールを強く仕上げ、全体とバランスを整えたほうが可愛い仕上がりになるはずだ。
最後に全体を微調整したら完成。
ストレートアイロン おすすめ商品
DAisuke が動画の中で使用しているストレートアイロンは、「サロニア」になる。
サロニア以外では、『リュミエリーナ ヘアビューロン ストレートアイロン』がおすすめ。
価格でいえば10倍以上の違いがあるが、その分、美しく健康な髪づくりをサポートしてくれる。そして何より、健康で美しい髪を維持することは女性にとって重要なことだ。
なぜなら女性は、メイクより、服より、バッグより、 “髪” で印象のほとんどが決まるからだ。
それくらい女性にとって髪の存在は、大切なポイントになっている。
あなたがもし、いま僕が伝えた言葉のなかで何かピンときたものが1つでもあれば、これから紹介する『リュミエリーナ ヘアビューロン ストレートアイロン』は、あなたにとって相性バツグンのアイテムになるかもしれない。
その理由の1つとして、『リュミエリーナ ヘアビューロン ストレートアイロン』は、単純にくせ毛をストレートに伸ばすだけのものではなく、美しい髪を保ちたい人にも役立つ機能が備わっていることが挙げられる。
あなたの髪は現在、健康な状態にあるといえるだろうか?
もし、少しでも不安があるようなら聞いてほしいのだが、栄養素がほとんど残っていないようなボロボロの髪の毛は究極、切る以外の選択肢を与えることができない。
なぜなら、トリートメントで栄養素を取り入れたとしても、キューティクルが削がれていれば内部のタンパク質が流出してしまうため、保護することができないからだ。
この状態を未然に防ぐために、定期的にトリートメントで髪のメンテナンスをしている人なら、美しい髪の定義を理解していることだろう。
だが、もし首をかしげてしまうようであれば、今よりもう少しだけ、美しい髪づくりに励むことをおすすめする。
正直な話
これはヘアケアに限定した話になるが、実のところ、2ヶ月に1回美容院でトリートメントをするより、良質な成分を含んだトリートメントを一週間に1回、定期的に行っている方が健康な髪を維持することができる。
なぜなら、自宅で適正なメンテナンスができていれば、不健康な髪になることはないからだ。
要するに、カラーリングやパーマで全体の髪に薬液を付けたあとに行うダメージ補修目的のトリートメント以外は、自宅で定期的にしていれば美容院でトリートメントする必要はない、ということになる。
※但し、安価で手に入る低品質ではなく、高品質な成分を含むトリートメントに限る。
寝る前にキューティクルを整えておくことが美髪への近道
『リュミエリーナ ヘアビューロン ストレートアイロン』の商品ページで説明されているように、就寝前に低温、または電源なしのままストレートアイロンを髪にはさむことは、キューティクルを整えることにもなる。
キューティクルは水分が加わると開き、乾くと閉じる性質がある。そのため、髪は濡れている状態が最も傷つきやすく、半乾きのまま寝てしまうと枕との摩擦により、気づかないうちにキューティクルを損傷させてしまうことへ繋がる。
つまり、いくらトリートメントで定期的にメンテナンスをしていたとしても、髪の毛の乾かし方が不十分だったり、髪が傷つきやすい状態では、美しい髪の維持は難しいということだ。
また、就寝前に『リュミエリーナ ヘアビューロン ストレートアイロン』を低温にして使うことで、ドライヤーで乾かしきれなかった水分を蒸発させると同時にキューティクルを整えることができる。すなわち、就寝中の摩擦によるキューティクルの損傷を未然に防ぐことができるということだ。
それだけではなく、就寝前に手入れされた髪は寝ぐせが付きにくい。寝ぐせは髪型によって「付きやすいタイプ」と「付きにくいタイプ」に分かれるが、きちんと髪が乾いてない状態のまま寝てしまうと寝ぐせも付きやすくなる。
※寝ぐせの多くは、レングス(髪の長さ)、レイヤー(段の入れ方)、毛量によって変わる。
髪にツヤが出る理由
あなたは、どのようにすれば髪にツヤが出るかをご存知だろうか?
もしかしたら、トリートメントをして健康な髪さえ維持していれば髪のツヤが出ると勘違いしているかもしれない。
勿論、健康な髪を維持しておくことはツヤ髪をつくる必須条件であるのは間違いないが、それだけではない。
実のところ、髪のツヤは「光の屈折」の働きによって生まれる視覚効果の一種でもある。簡単に説明するなら、光を反射できる状態の髪であれば、ツヤのある美しい髪を演出することができるということだ。
光を反射できる髪とはすなわち、表面に凹凸なく、キューティクルがキレイに整っている状態を指し、光を反射できない髪は表面に凹凸があり、キューティクルがキレイに整っていない状態を指す。
また、キューティクルだけではなく、髪の形状(くせ毛やパーマ)によって光が乱反射してしまう原因も考えられる。
本記事のなかで例えるなら、ストレートアイロンで毛先だけを内巻きした髪にはツヤを感じるが、巻き髪や波ウェーブ巻きをした髪は、内巻きと比べるとツヤがなくなっているのがわかるはずだ。
このように髪の内部だけではなく、表面の状態や形状によってもツヤ感が変わることを覚えておこう。
賢い買い物のしかた
このように、ストレートアイロン単体を基準に考えると、高い買い物に感じるかもしれない。
だが、ストレートアイロンで髪を伸ばしたり、カールをつけて「髪の形状を変える使い方」だけではなく、「髪、本来の美しさを保つ使い方」も同時にできることを考えれば、決して高い買い物ではない。
髪のメンテナンスを怠り、あとから健康な髪へ戻すためにお金をかけ続けるより、はじめから健康な髪を維持できる物へ先行投資した方が、よっぽど賢いと僕は思う。
なぜなら、健康な髪を維持できる物に先行投資をしたほうが、余計な費用が掛からないため金銭的にも安上がりになるからだ。
したがって、それを簡単に、自宅で、メンテナンスできてしまう『リュミエリーナ ヘアビューロン ストレートアイロン』は、美しい髪づくりには欠かせないアイテムの1つだと言える。
ぜひ、検討してみてほしい。
最後に
このようにストレートアイロンの巻き方は、大きく分けて3つある。
冒頭でお伝えしたように、ヘアアレンジするうえで必要になる巻き方は、1つだけに限定されるわけではない。
あなたにとって全ての巻き方が必要になるかはわからないが、巻き方1つ変えるだけで見た目の印象を大きく変えることができるので、ぜひ参考にして実践していただけたらと思う。