波ウェーブの巻き方には、ストレートアイロンを使うことをおすすめしている。
なぜなら、波ウェーブ巻きは、髪の長さを問わずミディアム・ロングでも形状の持続性が有り、崩れにくいことから覚えておくと重宝する技術の1つになるからだ。
それでは、動画と画像を合わせて解説していこう。
波ウェーブ巻きは、ヘアアレンジの下地づくりにもおすすめ
波ウェーブ巻きは、ヘアアレンジの下地づくりとしても適している。
ヘアアレンジをつくる際は、ストレートヘアのままアレンジ作業を進めるよりも、ストレートアイロンやコテで巻いてからアレンジに取り組んだ方が良質なヘアアレンジをつくることができる。
メイクも下地で全体の土台づくりをしてから仕上げていくように、髪の毛もアイロンやカーラーでヘアアレンジの下地をつくった後に取り組むと格段に作りやすくなる。
波ウェーブ巻きストレートアイロン 巻き方 動画
波ウェーブ巻きにも「ストレートアイロン」と「カールアイロン」で巻く2種類の方法があるが、どちらで巻くにしても波ウェーブ状に仕上げておいた方がカールは持続してくれる。
カールアイロンで巻いてもスグに崩れてしまったり、カールが無くなってしまう悩みをお持ちの方は、一度波ウェーブ巻きを試してみよう。
『ストレートアイロン巻き方|アレンジを駆使する使い方8選』でもヘアスタイル別に詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみると、新たなヒントを掴めるかもしれない。
1 襟足から順にストレートアイロンで波ウェーブ巻きする

動画・画像のようにクリップを使い、あらかじめストレートアイロンで巻きやすいようにブロッキングしてから巻いていこう。
2 ストレートアイロンを入れて反回転させる

画像左)ストレートアイロンで髪を挟んだ後、内側へ反回転させて1つ目の波ウェーブをつくる。
画像右)一度反回転させた後に180度回転させて2つ目の波ウェーブをつくる。
※1.ミディアムヘアで襟足の髪が短い際には、火傷の恐れがありますのであまり無理して巻かないように気をつけよう。
※2.襟足のボリュームを出したくない場合は、根本にアイロンを入れてしまうとボリュームが出ますので毛先だけ軽く巻くだけでもOK
3 上の段も同じように波ウェーブ巻きをしていく

襟足の髪を巻き終えたら上の段も同じように巻いていく。
上へ進むにつれて髪の長さが長くなる場合は、無理に根本から毛先までを一気に形付けるのではなく、一度ストレートアイロンを抜いてから毛先のみ巻いて調整しよう。
4 波ウェーブ状に巻く もう1つの巻き方

今まで紹介したようにストレートアイロンを反回転させながら波ウェーブ巻をしていく方法の他に、ストレートアイロンで巻きおさめた後、毛先のみ上巻きにすることで波ウェーブ巻き風に仕上げることもできる。
この方法以外にも、ウェーブアイロンを使うという手もあるので参考にしてみよう。
この作業はストレートアイロンをクルクル回転させながら熱を当てる髪の位置をズラしていくだけなので、人によってはこちらの方が楽にできるかもしれない。
5 無理に一度で巻かないこと

「髪の量」「髪の太さ」によっては一度にストレートアイロンで巻ける毛量も異なるので、一度で巻きにくいようであれば無理して巻かずに2つに分けて巻いていこう。
6 顔周りの髪は小分けにしておく

表面の髪は、「トップの髪として巻く髪」と「顔周りとして巻く髪」に分けてから、ストレートアイロンで巻くようにしよう。
顔周りのウェーブ感は、骨格や顔によって似合わせ方がウェーブの強さで異なるので、小分けにしてから自分の好みに合わせて巻くようにすると良い感じに仕上がるとはずだ。
7 波ウェーブ巻きで根本にボリュームを加える

全体の髪を巻き終えたら、トップを中心に根本のボリュームを加える。
根本にボリュームを加える際は、頭皮に対して髪を垂直に引き出してからアイロンを入れるとボリュームが出てくれるので意識して巻いてみよう。
このときに根本を寝かせたままストレートアイロンを入れるだけだと、ボリュームが出ないので気をつけよう。
最後に全体のバランスを整えたら完成だ。
髪が痛まないオススメのストレートアイロン
美容に関心の高い人であればご存知のブランド「リュミエリーナ ヘアビューロン」。
価格が高いだけの器具ではなく、価格以上の価値があるので合わせて紹介しよう。
ストレートアイロンやコテで髪を巻く度に髪の毛のダメージが気になったり、髪が傷むと感じている人ほど使って欲しい美容器具の1つ。
使用する際の熱ダメージが無いだけではなく、特殊技術によりアイロンを髪に当てれば当てるほど、髪がしっとりしていく魔法のようなアイテムだ。
DAisuke 自身の髪には「レプロナイザー 3D Plus」のヘアドライヤーを使用しているが、使用開始してから約2週間ほどで髪が段違いに良くなったという実感を得た。
パサついていた毛先の髪が、今では無意識に指を通したくなるほど気持ちいい手触りに仕上がっている。
ストレートアイロンと併用することで、その効果が向上することは間違いないだろう。
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波ウェーブ巻き、巻き髪アレンジと使い心地の良いスタイリング剤
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波ウェーブ巻きについて補足
「う〜ん。。。巻き方はわかったけど、難しそうだなぁ…」今、この記事を読み終えたあなたはこのように不安を感じているかもしれない。
そのような場合は、ハードルを高く設定して取り組むのではなく、まずはできそうなところを見つけて練習してみる姿勢が大事だ。
未経験の人がいきなりストレートアイロンを使って襟足の髪を巻くことはできない。そこでまずは、ストレートアイロンの電源を入れずに鏡を見ながら横の髪を使い、練習感覚でエアーアイロン操作をしてみるのはいかがだろうか?
アイロンは常に高温状態にあることから、アイロンを巻く際の一番の恐れは「火傷」だと考えることができる。
しかし、どうしてもアイロンを巻けるようになりたい、という気持ちが強いようであれば、練習を重ねるしかない。まずは、エアーアイロン操作からチャレンジしてみよう。
作業自体は同じことの繰り返しになるので、コツを掴むことが出来さえすれば然程難しくは感じないように思う。コツを掴む最短の近道は、知識だけで解決しようとするのではなく、実際にトライして思考と体験で改善を重ねていくことだ。
波ウェーブ巻きをする際の注意点
波ウェーブ巻きをする際に気を付けて欲しいことが1つある。
それは、人によっては「老けて見えてしまう可能性がある」ことだ。(黒髪の場合は特に)
波ウェーブ巻きのみで仕上げるよりは、アップやハーフアップなどのヘアアレンジをつくる下地として巻く方が良い場合もある。その他には、『ミディアムボブヘアアレンジのやり方』で紹介しているアレンジと組み合わせるのも有りだ。
アレンジスタイルによっては全ての髪を巻く必要がないかもしれないので、見極めてからポイントで波ウェーブ巻を使うと手間と時間を省くことが出来る可能性大。
波ウェーブ巻きの持続性は高い
カールアイロンで巻くよりも、ストレートアイロンで波ウェーブ巻きをした方が断然崩れにくいということがわかった。
なぜなら、カールアイロンで巻くときのように一定方向に巻き収めるのと違い、一回一回反回転させながら髪を折り曲げるようにして巻いていることが1つ。
もう1つは、いつもヘアアレンジの収録で使用している『マネキン』が、1,2週間放置するとカールアイロンで巻いたときは日に日にカール感がダレてくるのがわかるのだが、波ウェーブ巻きの場合は変わらず波ウェーブ状の形がキープされていたことが挙げられる。
「カール状の巻き髪」と「波ウェーブ状の巻き髪」では、全く違う印象になるが、持続性でいうと波ウェーブ巻きの方が断然良いということになった。