ストレートアイロンで自分の髪を波ウェーブ巻きするのは、「外ハネ」や「内巻き」と違い難易度が高まる。
したがって、ちょっとしたコツが必要だ。
「外ハネ巻き」と「内巻き」の巻き方をクリアしていれば、そこまで難しいことではない。
コツを掴むステップとしては、はじめに「ゆるふわ波ウェーブ巻き」から入り、次に必要であれば「しっかり波ウェーブ巻き」に進んでいくといいだろう。
そのため以下のコンテンツでは、「ゆるふわ波ウェーブ巻き」と「しっかり波ウェーブ巻き」の2タイプの巻き方をお教えしている。
1. ゆるふわ波ウェーブ巻きするストレートアイロンの使い方
以下の動画では、ゆるやかに、ふわっと仕上がるような巻き方をレクチャーしている。
基本的には、以下の巻き方ができればヘアアレンジにおいて困ることはないと思うので、優先して身につけよう。
1-1. うしろ髪の襟足|ストレートアイロンで波ウェーブ巻きする巻き方

①)襟足以外の髪をゴムとクリップで仮止めしたあと、ストレートアイロンで根本の髪を挟む。
②)ストレートアイロンで髪を挟んだまま上に持ち上げ、髪を曲げるようにして熱をあてる。
③)次はストレートアイロンの角度を半回転させてから熱をあてる。
④)すると、ゆるめの波ウェーブ巻きに仕上がる。
1-2. サイドの髪をストレートアイロンで波ウェーブ巻きする方法

⑤)根本からストレートアイロンを入れて熱をあてながら内巻きする。
⑥)そのまま下へスライドさせながらストレートアイロンを半回転させて外巻きする。
1-3. 波巻きするとカクカクしてしまう際は、縦巻きとミックス巻きする

⑦)縦に髪を取り分けてからストレートアイロンで巻く。
⑧)毛先まで巻いてから手ぐしで馴染ませると自然な巻き髪に仕上がる。
1-4. ストレートアイロンで根本のボリュームを出す使い方

⑨)ストレートアイロンで根本のボリュームを出す際は、ボリュームを出したい髪を頭皮に対して垂直に引き出し、根本に近い部分の髪に熱をあてる。
⑩) ストレートアイロンを挟んだまま上方向にスライドさせ、弧を描くようにして熱をあてる。すると、自然な立ち上がりがつくはずだ。
アイロン操作が苦手なら
もし、ストレートアイロンの操作が苦手な人は、くるくるドライヤーを使う手段もあるので検討してみよう。
1-5. 表面の髪を波ウェーブ巻きする際のコツ

根本に立ち上がりを付けたあと、そのまま毛先まで波巻きをしてしまうと頭が大きく見えてしまう可能性がある。
したがって、根本から少し距離をとってストレートアイロンを入れるとゆるふわな仕上がりを作りやすくなる。
1-6. 前髪なし、長めの前髪をうしろに流す巻き方

⑭)流したい髪を縦に取り分け、ストレートアイロンを斜めに入れて髪をはさむ。
⑮)ストレートアイロンで髪を挟んだまま下へスライドさせて熱をあてる。
⑯)ストレートアイロンを抜くと縦ロール型の巻き髪に仕上がる。あとは、手ぐしやブラシで後ろにかき上げれば自然に流れてくれるはずだ。
2. しっかり波ウェーブ巻きするストレートアイロンの使い方
ゆるふわ巻きと違う点は、ストレートアイロンを半回転する回数にある。
髪の長さによって半回転する回数も増え、難易度が増すことから、ご自分のヘアアレンジに必要であれば取り入れよう。
2-1. キツめに波ウェーブ巻きする際のコツ

キツめに波巻きする際は、ストレートアイロンの回転数を髪の長さに合わせて変えることが大事だ。
ゆる巻きでは2回転していたところを、3回転にするとウェーブの強さが変わる。
基本的な操作方法はこれまでの説明と同じだが、「ストレートアイロンを持つ手」と「髪を支える手」の両方をバランス良く使い分けることが上手に仕上げるコツになる。
2-2. サイドの髪で波ウェーブ巻きする

根本から形を付けたい際は根本からストレートアイロンで熱をあて、根本のボリュームをおさえたい際は距離をとって熱をあてよう。
根本から間隔を狭くして巻くと「画像 ⑥」のように仕上がる。
2-3. 巻き髪するだけでヘアアレンジのクオリティーは格別

髪を巻かなくてもできるヘアアレンジはこれまでにも沢山紹介してきたが、やはり巻き髪にしてからヘアアレンジをしたほうが見た目の印象が華やかになるだけでなく、簡単に、かわいい、ヘアアレンジができる。
できないことができるようになるまでのプロセスは大変に感じかもしれないが、できるようになってしまえば、ほとんどのヘアアレンジは簡単にできるようになる。
つまり、 “できないと嘆いているほとんどの人は、大した行動に移していないだけ” ということだ。
ヘアアレンジに限ったことではないが、もしあなたが本気でできるようになりたいのであれば、本気で取り組むことを忘れてはならない。
自分の髪で巻き髪ができるようになったら・・・
自分の髪で巻き髪ができるようになったあとは、以下の関連記事で紹介しているヘアアレンジに挑戦してみよう。
巻かなくてもできるヘアアレンジとしても紹介しているが、せっかくならストレートアイロンを使った巻き髪アレンジと併用してオシャレを楽しんでほしい。